テキストによる情景描写 |
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雑感 |
http://d.hatena.ne.jp/Erlkonig/20090409/1239289120
引用 :
小説には「情景が視覚的にイメージできるようにしなけれなばらない」的なお約束があります。あると思います。いきなり登場人物だけがいて周囲の状況が見えない、ということは避けるべきだ的な。個人的には、このお約束というのは「ルール」ではなく「フォーマット」であるべきだとは思うのですが。
私の感覚では、Web小説って数百字から千字ちょっとくらいがいちばん読みやすい長さだと思ってます。ひとつのシーンを何千字、何万字も書くんじゃなくて、千字ちょっとのシーンがブツ切りでいくつも並んでる形式が好き。そういう場合、「最低限の情景描写」がけっこう枷になっちゃったりしますし、単に「書くことになってるから書く」というのもつまらない。
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ウェブ上の小説においての情景描写。 ウェブ上において情景描写をテキストだけでやるというのは
ちょっと苦しい。本の中でなら それは必要不可欠な叙述であり完全に成り立つ表現であるけれども、
ウェブ上においては絵もあり、音もあり、マップもあり、3D もあるがゆえ テキスト描写が立脚する
足元は曖昧なものとなる。
表現形式はテキストであるけれども、グラフィカルなものや音楽的なものと競合してしまう。
それがウェブの一つの性質。
読み手がもし、テキストによる情景描写のところをダルく感じてスポイルしたならその文章(小説) は
空白だらけの文章になってしまう。(読み手がもう少し絵がほしいなーと思っているとして)
つまり、その時点において小説は すでにバラバラなっているということ。
リンクという機能を使って 引用につぐ引用をすることで 文章がセグメント化されるんじゃない、
表現者が意図する表現を、読み手が ところどころスポイルして頭の中で空白を作るから バラバラのセグメント
になっていく。
まぁ、そう思うわけなんです。
4月の土日は時間があるようで時間がないなー。ゆるゆるに緩んでる。 |
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投稿者 fh9xif | 返信 (0) | トラックバック (0)